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「社員は何のために働くのか?」理念経営へと舵を切った瞬間

こんにちは、スペースアップです。

今日はスペースアップの創業ストーリーの一幕をご紹介したいと思います。

現経営者の小西正行は、父から事業を受け継ぎ、「お客様をもっと喜ばせたい」という想いから事業拡大を決意。当初は下請けとして工事のみを請け負っていたところ、元請け会社としてお客様から直接ご要望をうかがうようになりました。

会社規模を大きくし、ワンストップのサービスを提供することが、お客様を喜ばせることにつながる。そう信じていた小西が、最初に取り入れたのは「成果主義」でした。

成果が上がれば、その分を給料として、社員に還元する仕組み。大胆な成果主義の導入で優秀な社員が集まり、スペースアップは一気に拡大していきました。

一方で、なかなか人が定着しないという悩みが生まれました。優秀な人が一時的に成果をあげても、人が定着しなければ事業として成り立ちません。

「やり方を間違えているのではないか?」そう疑問に思った小西は、とある他社の営業マンに相談。「成果が変わっても、給料は変わらない」というサラリーマンにとっては当たり前の事実を知り、経営者である小西は衝撃を受けたといいます。

「給料が変わらないなら、何のために働いているのか?」
「どうやって社員のモチベーションを維持すればいいのか?」

考え抜いた小西は、理念経営に辿り着きました。

成果のために働く社員ではなく、自分と同じようにお客様のために働く社員を育てればいい。小西は自分の内側にある想いを理念として形にし、新卒採用した社員にそれを一から伝えていくことにしました。

完全歩合制を廃止したことで、会社を離れた社員もたくさんいました。一方で、小西に共感し会社に残った社員もいました。初めての新卒採用では13人が入社し、小西自身が1年間直接指導にあたりました。

その後18期生まで、スペースアップでは毎年必ず新卒採用で新しい仲間を迎え入れています。

今スペースアップに入社する社員は、小西の掲げる「お客様第一主義」に共感した人間ばかりです。ただリフォームをするのではなく、お客様の夢をかたちにするお手伝いをする。そんな誇りが、私たちを支える源であり、働くモチベーションとなっているのです。

スペースアップのヒストリーについてお話しました。「この会社は一体どんなリフォーム提案をするのかな」と、少しでもみなさまの興味につながれば幸いです。