毎日の疲れをほっと癒やしてくれるお風呂。湿気がたまりやすい場所ということもあり、長く使っていると汚れや破損も気になってきますよね。また「バリアフリー化したい」「浴室の寒さをなんとかしたい」など機能に不満があってリフォームを検討している方も多いのではないでしょうか。
今回は、マンションの浴室リフォームの費用相場や注意点、後悔しないために抑えておきたいポイントをご紹介します。リフォームで生まれ変わったマンションの浴室事例もご紹介するので、ぜひ参考にされてください。
マンションの浴室リフォームの費用相場と工期
マンションの浴室は、大きく「システムバス」と「在来工法」に分けられます。ほとんどがシステムバスですが、古いマンションなどの場合は在来工法の浴室もあります。まずはご自宅のお風呂がどちらかを確認しましょう。
システムバス | 工場で作った床や壁などのパーツを現場で組み立てるタイプ。サイズは規格で決まっている。 |
在来工法 | 1枚ずつタイルを床や壁に張り付けて作っていく工法。浴室のサイズが自由。 |
リフォームの費用相場や工期は、浴室全体をリフォームするのか部分的にリフォームするのかで異なります。詳しく解説していきましょう。
全体のリフォーム
浴室全体をリフォームする場合は、既存の浴室の種類によって、費用や工期が変わってきます。
システムバス→システムバスの場合
古くなったシステムバスを、新しいシステムバスと交換するリフォームです。工事期間は3〜5日程度。費用はお風呂のメーカーやグレードにもよりますが、40〜150万円が相場です。
在来工法→システムバスの場合
在来工法の浴室が古くなってきた場合、システムバスへの変更リフォームを選ばれるケースがほとんどです。費用は70〜150万円、工期は4〜6日程度が目安となります。
希望するシステムバスの規格サイズが入らない場合は、今より小さいサイズのお風呂になる可能性があるので注意が必要です。拡張工事をするケースもありますが、その分費用と工期がかかるのでよく検討しましょう。
部分的なリフォーム
浴室全体を交換するケースがほとんどですが、部分的にリフォームするケースもあります。
浴槽のみリフォームする場合
「安全面を考えて浴槽のまたぎを低くしたい」「今より保温効果の高い浴槽に変えたい」などの場合は浴槽のみのリフォームも可能です。
工事内容 | 浴槽の交換 |
費用目安 | 10〜55万円程度 |
工事期間 | 1日 |
床・壁・天井のみリフォームする場合
長く使っていると、経年劣化から床の排水の悪さが気になる事も。またすべりやすい床だと、転倒して怪我をしてしまう危険もあります。カビが付きやすく落ちにくいと感じるようになったら、床や壁、天井の張り替えを検討するのもよいでしょう。
工事内容 | 床・壁・天井の張り替え |
費用目安 | 10〜30万円程度 |
工事期間 | 1〜2日 |
給湯器の交換
給湯器が突然壊れると、浴室やキッチンでお湯が使えなくなり生活に支障をきたします。家庭用給湯器の耐用年数は10年〜15年程度。以下のような症状を感じたら、早めに交換しましょう。
- お湯が出ない
- 給湯温度が安定しない
- 給湯器から異音や異臭がする
- 給湯器から煙が出る
- お風呂のお湯が設定温度よりぬるい
- 追い焚きができない
給湯器交換の費用は約8〜30万円が相場です。設置タイプや「給湯のみ」「追い焚きあり」「追い焚き+床暖」などの機能によっても異なります。
バリアフリー
ご家族の中にご高齢の方や体が不自由な方がいらっしゃるようであれば、浴室のバリアフリー化を検討してみてはいかがでしょうか。
例えば手すりをつけたり、滑りにくい床に変更したり、浴槽の高さを調整したりすれば、転倒防止につながります。またヒートショックを予防するため、床材を保温効果のあるものに変更したり、浴室暖房を導入したりするのもおすすめです。何かあったときに備えて、浴室に呼び出しボタンを設置する事もできます。
工事内容 | 費用目安 |
---|---|
手すりの設置 | 2〜3万円 |
滑りにくい床に変更 | 10~20万円 |
浴槽の高さ調節 | 30~35万円 |
非常用ブザーの設置 | 2,000~5,000円 |
移動や拡張
家族の人数が増えたためや介護のために「お風呂を拡張したい」、動線を良くするために「お風呂を移動したい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
昔のシステムバスは規格が少なかったため、浴室空間よりも狭いシステムバスが入っていることも。その場合は最新型の広いシステムバスに交換することで、ゆとりある浴室が実現できます。また壁裏の配管が必要以上のスペースをとっている場合は、配管まわりの工夫で広いシステムバスを入れられるケースもあるでしょう。
マンションの浴室を拡張・移動させる場合は、既存の浴室の解体に加え、排水管・ガス管・電気線の工事、新しいお風呂の取り付けなど、かなり大掛かりな工事になります。費用は95〜210万円程度が相場ですが、場合によってはそれ以上かかる可能性もあるでしょう。
洗面所と同時リフォーム
浴室と洗面所は隣り合っているので、浴室だけリフォームすると洗面所の古さが悪目立ちしてしまうかもしれません。洗面所の耐用年数も浴室と同じ15〜20年程度なので、同じタイミングでリフォームするのがおすすめです。同時にリフォームすれば、別々でリフォームするより費用を抑えられるのも大きなメリットです。
洗面化粧台を交換するなら、リフォーム費用は10〜25万円ほどが相場。床や壁まで張り替えて洗面所全体をリフォームする場合は、20万円以上をみておくと良いでしょう。基本的には洗面化粧台や内装材のグレードや価格によって、費用感が変わってきます。
マンションの浴室リフォームにおすすめの商品
ここからはマンションの浴室リフォームにおすすめのシステムバスを、メーカーごとにお伝えします。
TOTO
トイレで有名なTOTOは、クッション性のある柔らかい「ほっカラリ床」が特徴です。断熱性が高くお風呂に入った瞬間も「ヒヤッ」としないので、ヒートショックを抑える効果も期待できます。膝をついても痛くないので、小さなお子様やご高齢の方がいるご家庭にもおすすめです。
さらに、波打つような水流とスプレーシャワーをミックスした「コンフォートウエーブシャワー」も魅力の一つ。広範囲に勢いよく広がり、適度な刺激のある浴び心地を味わえます。従来のシャワーと比べて約35%の節水効果があるのもうれしいポイントです。
LIXIL
LIXILの「サーモバスS」は、浴槽と蓋の両方に保温構造を採用しています。保温効果が高いため、蓋をしておけば4時間後でもわずか2.5℃以下しかお湯の温度が下がりません。追い焚きをする回数をグッと減らせるので、節約にもつながりますよ。「家族の人数が多く、最後に入る頃には冷たくなっている」というご家庭におすすめです。
また汚れがつきにくく落としやすい「キレイサーモフロア」もおすすめのポイント。従来の床に比べて溝が広く深さも浅いので、溝の奥までスポンジが届き、毎日のお掃除が楽になります。
Panasonic
Panasonicは、マイクロバブルが含まれた水流が、肌に付着した皮脂汚れを吸着して洗い流す「エステケアシャワー」が特徴です。シャワーヘッドは、一時止水できるボタン付き。手元で水を出し止めできるので、従来のものに比べて約15%の節水効果があります。
浴槽は汚れや傷がつきにくい「スゴピカ浴槽」。素材にはっ水・はつ油成分が配合されているため、水や汚れを弾きやすく、軽く拭くだけでお手入れが完了します。
表面は滑らかでしっかりとした厚みがあり、高級感が漂います。ゆったりと上質なバスタイムを楽しみたい方におすすめです。
Takara standard
Takara standardの「ぴったりサイズシステムバス」は、バスルームのサイズを2.5cm刻みでオーダーできるのが特徴です。本来、在来工法ではひとまわり小さな規格サイズのシステムバスしか導入できませんが、「ぴったりサイズシステムバス」なら無駄のない広々したバスルームが実現します。システムバスのまわりに梁や柱がある場合や、ドアの位置が特殊な場合でもOK。規格外のお風呂をリフォームしたい方におすすめです。
また「鋳物ホーロー浴槽」を選択できるのも魅力の一つ。鋳物ホーローとは、金属にガラス質の釉薬(ゆうやく)を幾重にも焼き付けた素材のこと。浴槽自体が蓄熱する特質を持っているため、身体の芯までしっかりと温まり、温もりが長続きします。
トクラス
トクラスのマンション用システムバス「ヴィタール」は、配管スペースを縮小することで、従来足を曲げないと入れないサイズの浴槽でも足を伸ばせるように設計されています。「マンションでもゆったり足を伸ばしてお風呂に入りたい」という方におすすめです。
人造大理石でできた浴槽は、断熱材や空気層で包まれた「高断熱浴槽」。断熱合わせ蓋とセットで使えば、5時間後の湯温の低下を2.5℃以内に抑えることができます。
標準仕様でも節電効果が高いですが、より節電効果を高められるLEDダウンライトやエアインシャワーを選ぶ事も可能です。
マンションの浴室リフォームの前に確認しておきたい事
マンションには管理規約や構造など、戸建て住宅とは違った注意点があります。
マンション規約
マンションには「管理規約」があり、住む上でのルールが細かく決められています。リフォームについても記載があり、規約を超える範囲でのリフォームはできません。
浴室などの水回りのリフォームは、配管工事を伴うため特に注意が必要です。物件によっては「浴室の移動は禁止」などのルールが設けられていることもあります。
また、たとえ専有部分であっても、マンション独自の制限があってできないケースや構造上リフォームが難しいケースもあります。希望するリフォームが規約違反にならないかどうか、必ず事前に確認しましょう。
システムバスのサイズ
システムバスの入れ替えリフォームを行う場合は、基本的には現在の規格と同じサイズのシステムバスの中から選びます。
マンション用システムバスのサイズの例
ユニットバスのサイズ | 浴室内寸(幅/奥行き) |
---|---|
1116サイズ | 1100mm × 1600mm |
1216サイズ | 1200mm × 1600mm |
1218サイズ | 1200mm × 1800mm |
1316サイズ | 1300mm × 1600mm |
1317サイズ | 1300mm × 1670mm |
1418サイズ | 1400mm × 1850mm |
システムバスのサイズは、上記のように4つの数字で表されます。例えば「1116サイズ」の場合、浴室の内寸が1100mm×1600mmということです。
マンションでは1216サイズがよく使われていますが、中には特注サイズのお風呂が採用されている場合もあるので注意しましょう。
配管の勾配
マンションの場合、浴室・洗面・トイレ・キッチンなどの生活排水は、床下を通ってマンション全体の給排水管が通る「PS(パイプスペース)」に送られます。床下の排水管は少し斜めになっていることで、水が流れていくしくみです。
仮に排水管の勾配がゆるすぎると、水がスムーズに流れずに詰まってしまうことも。そのためマンションの水回りは、パイプスペースの近くに配置されているのが一般的です。浴室をリフォームする際は、排水管の勾配がきちんととれるプランにすることが大切です。
拡張・移設
浴室が拡張・移設できるかどうかは、マンションによって異なります。例えば、壁裏にデッドスペースがあれば、大きなサイズのシステムバスに交換することで浴室空間が広くなるでしょう。また隣り合う洗面所などのスペースに余裕があれば、間仕切り壁を移動して大きなシステムバスに交換できる可能性も。ただし構造的に間仕切り壁を移動させられないケースも多いので、リフォーム会社に確認してもらわなければわかりません。
浴室を移動させたい場合は、構造上動かせるかどうかという点に加えて、床下の排水管の勾配がきちんととれるかという点も確認しなければなりません。パイプスペースから遠すぎると、勾配がとりにくいので気をつけましょう。
マンションの浴室リフォームで後悔しないために押さえておきたいポイント
理想のお風呂をイメージする
浴室リフォームで後悔しないためには、理想の浴室をはっきりとイメージしておくことが大切です。例えば「子供2人+大人1人で入浴することが多いので広めの浴室にしたい」「老後のことを考えたバリアフリーのお風呂に」などです。後から変更しにくい広さやレイアウトは、特によく検討しましょう。
浴室のイメージをつかむためには、メーカーのショールームに足を運ぶのもおすすめです。今とは違ったサイズの浴槽に入って足を伸ばしてみると、「思ったより狭いな」「もう少し狭くても大丈夫そう」などとイメージしやすいでしょう。
費用や工期の確認
浴室リフォームの理想を全て叶えようと思うと、予算がいくらあっても足りません。予算内で収めるためには、「なぜリフォームするのか?」本来の目的を念頭に置いて進めましょう。
また工事中はお風呂に入れなくなってしまうため、工事期間の確認も大切なポイントです。部分的なリフォームなら1日程度で済みますが、大掛かりな工事だと数週間かかる場合もあります。
工事の間は近くの銭湯や温泉に通うのか、友人や親戚の家のお風呂を借りるのかなど、お風呂が使えない期間のことも考えておきましょう。
実績の多いリフォーム業者を選ぶ
リフォーム業者選びも重要なポイントです。浴室リフォームの実績が多い会社なら、予算と希望を聞いた上で、ご自宅に最適なリフォームを提案してくれるでしょう。
また会社自体の実績とともに、担当者の人柄や相性といった部分も大切です。現地調査や見積もりに来てもらって「親身になって話を聞いてくれるか?」など注目してみてください。
マンションの浴室リフォーム費用を抑える方法
ポイント1:予算を決めておく
システムバス本体の価格は、標準グレードで50~80万円程度。グレードの高いものだと100万円以上かかる商品もあります。さらにあれもこれもとオプションをつけると、費用はどんどん高くなって予算をオーバーしてしまうでしょう。
そうならないためにも、浴室リフォームではあらかじめ予算を決めておくのがポイントです。見積もりの際には、リフォームの希望と予算を提示して、予算内でリフォームプランを考えてもらうといいでしょう。
ポイント2:補助金を活用する
浴室リフォームには、介護保険や補助金が使えるケースも少なくありません。
介護保険
「要介護」もしくは「要支援」を受けた方が利用できる国の制度。上限20万円以内で、工事費用の7~9割が補助されます。対象となるリフォーム内容は、手すりの設置・段差の解消・扉を引き戸にする・滑りにくい床材にするなどです。
こどもエコすまい支援事業
リフォーム工事の場合は、全世帯が対象。高断熱浴槽や節湯水栓などのエコ住宅設備の設置をすると、補助金の対象となります。
自治体独自の補助金
各自治体が独自で行なっている制度。対象となるリフォーム内容や条件は自治体によって異なります。
ポイント3:減税制度を利用する
リフォーム内容によっては、減税制度で資金面の不安を軽減できることもあります。
住宅ローン減税
住宅ローンやリフォームローンを組んでリフォームした場合が対象。年末のローン残高の0.7%が10年間にわたって所得税から控除されます。
リフォーム促進減税
バリアフリーや省エネなど特定のリフォームの場合、自己資金によるリフォームでも所得税の控除が受けられる制度もあります。
マンションの浴室リフォーム事例5選
事例1:黒×メタルのラグジュアリーなお風呂
こちらの浴室リフォームでは、TOTOのサザナを採用。正面に黒大理石調のアクセントパネルを採用して、シャワーやラックなどのパーツをメタル調で統一することで、高級感漂う空間に仕上げました。
床の掃除を楽にするために、追加したオプションが「床ワイパー洗浄」。入浴後にボタンを押すだけで、自動で床を洗い流してくれる機能です。汚れやすい床の隅や、カウンター下の汚れも自動で排水溝に流れます。毎日のお手入れも簡単に、綺麗をキープできる浴室空間になりました。
事例2:シックな色合いで落ち着けるお風呂
こちらは白を基調としたシンプルなマンションのバスルーム。グレーの石調アクセントパネルを加えることで、シックな空間に仕上げました。
床は、水はけが良く滑りにくい機能が備わったものを採用。小さなお子様やご高齢の方の転倒を防止するため、浴槽側には手すりを取り付けました。カウンターの形状はシンプルで、汚れが溜まりにくく、汚れてもスポンジでさっと洗うことができるのも嬉しいポイントです。
事例3:1日の疲れを癒す、ゆったりした広々浴槽
「おうちをくつろげる空間にしたい!」というご希望ではじまった浴室リフォーム。浴室自体の面積は変わっていませんが、天井高を高くすることで広々と開放感のあるお風呂に生まれ変わりました。
浴槽は、広々入れるよう「1600サイズロング」を採用。内側のカーブが滑らかで、優しい首あたりが特徴です。肩周りが広いので、男性でも肩までしっかりと浸かって疲れを癒すことができます。大理石や乱形組石などの天然石の表情を感じられる壁で、上質な空間に仕上げました。
事例4:複数人で入れる広めのお風呂
こちらの事例では、広めのお風呂を入れるために、浴室と洗面所の位置を入れ替える移設工事を行いました。システムバスのサイズは、一般的なマンションのお風呂より広めの1416サイズを採用。お子様と一緒に入っても窮屈に感じない、広々とした空間になりました。
その他にも、保温性の高い浴槽や節水できるシャワー、お掃除を楽にする機能などをプラス。毎日の疲れを「ほっ」と癒してくれる、快適なお風呂が完成しました。
事例5:タイル床の在来工法を機能に優れたシステムバスへリフォーム
こちらはLIXILのリノビオを採用。タイル貼りの床と収納棚のみのシンプルなお風呂から、広々したカウンターを備えた使い勝手のいいお風呂に生まれ変わりました。
アームレスト付きの浴槽は、浸かった時に自然な位置に腕を置いてリラックスできます。白を基調とした空間に、淡いピンク色のボタニカル柄のアクセントパネルと浴槽を合わせることで、奥様ご希望の”華やかでありながら、大人の落ち着きを感じられる空間”に仕上がりました。
まとめ
最新のお風呂は汚れがつきにくい素材で作られていたり、床が滑りにくかったりと機能が充実しています。節水効果や保温効果の高いお風呂を採用すれば、今よりも光熱費を抑えられる可能性も。ご自宅の浴室でどのようなリフォームができるか知りたいという方は、ぜひ一度ご相談ください。予算やご希望をおうかがいした上で、最適なリフォームプランをご提案させていただきます。
記事の監修者
リフォームアドバイザー
藤本塁
お客様のお困りごとやご要望を伺い、提案から完工までをトータルでサポート。お客様からのご依頼に合わせて、豊富な知識と経験を駆使し、安心安全快適な暮らしをご提案。商品の特性や選び方から費用の目安など、理想の暮らしをご検討する際のポイントや注意点を、わかりやすくお伝えします。
お客様のお困りごとやご要望を伺い、提案から完工までをトータルでサポート。お客様からのご依頼に合わせて、豊富な知識と経験を駆使し、安心安全快適な暮らしをご提案。商品の特性や選び方から費用の目安など、理想の暮らしをご検討する際のポイントや注意点を、わかりやすくお伝えします。