ガラスブロックから光が差し込み、明るくなった玄関は、帰って来た時に家族の気配を感じる空間へ。新たに設けたシューズインクローゼットは、デッドスペースをとことんなくし、お出かけの時間がより楽しくなる素敵な時間を叶えてくれました。
奥行きが深い大きな収納は使いづらく、別の収納を置いていた玄関。隣接する部屋の一部を取り込み、スペースを拡張・動線を変更することで、閉塞感と圧迫感を軽減。壁上部のガラスブロックから、隣の部屋から光を取り込み、暗かった玄関と廊下が明るくなりました。光は通し、視界は遮るガラスブロックで、プライバシーは守りつつ、人の気配は感じる空間へ。単調になりがちな壁に優れたデザイン性もプラスしてくれました。
落ち着いた色のクロスと黒の棚でまとめた、シックな大容量のシューズインクローゼット。開口をアーチ形にすることで、空間にやわらかさもミックス。弧を描く垂れ壁と濃い色のクロスで、視覚的効果もより奥行きを感じられます。
壁の一面に設置された可動式の造作棚は、ブーツなどの高さが違う靴も収納できるので、たくさんの靴を一度に並べられ、「今日はどの靴で出かけよう?」とちょっとお出かけが楽しくなるかもしれません。
靴などを片付けた後そのままお部屋に向かえるように、玄関土間とは別に廊下方向にも扉を設置。扉をアウトセットにすることで、パイプスペースで生まれるデッドスペースも造作棚として活用できるようにしました。玄関ホールと廊下の間に扉を設置することで、外気の遮断熱性も上げて冬の寒さのお悩みも解決!
玄関を入ってすぐのところに、ニッチとコンパクトな収納を造作。上品にお花やインテリアを飾り、センスが光ります。収納はあえて底板を設けず、玄関土間に続く形にすることで、傘などの雨具をそのまま片付けられるようになっています。