扉も壁もなくしたお部屋はおうち全体とつながり、家族の気配と無垢材のあたたかさを感じる心地よい空間になりました。
壁と扉を取り払ったことで、小さなお子様がお昼寝や遊んでいる気配を、リビングやキッチンで家事をしていても感じることができる様になり、どこにいてもお子様を見守ることができるようになりました。
壁や建具をつけないことで、空間をつなげることとコストカットを実現。その分無垢材など素材にこだわりました。無垢材のフローリングは、肌触りがやさしく温かみも感じる杉を使用。赤ちゃんや小さなお子様も安心してゴロゴロと遊んでいただけます。来客などの視線が気になるときには、置き型のパーティションをたてて仕切ることで、プライベートな部分を隠すこともしっかり想定した間取りになっています。
リビングとの壁の代わりも果たす大容量の収納も、あえて扉ではなくロールスクリーンに。スクリーンが上がるだけで開閉できるので、開ける時に場所も取らず、小さなお子様が扉で手を挟むなどの危険も少なくなります。収納の2/3はハンガーパイプを上部に設け、下部にタンスが入るようにし、洋服などの普段使いの物を収納。残りは仕切りなどがない大型スペースを確保。季節の家電や大きな荷物などを収納しやすくしています。
収納棚の天板に設置した照明は、天井から反射した柔らかな光で照らし、空間に安らぎを与えてくれます。また、バルコニーに面した掃き出し窓から、光と風を取り込み部屋を明るくし、キッチン脇の廊下から風が通り抜け、おうち全体を快適な空間へ。