廊下に新設したトイレは、既存の梁や柱と同じ色彩でまとめられ、まるで以前からあったのではと思うほど空間に馴染む雰囲気に。これまでの趣を残すことをご希望されていたご主人様と、生活をより快適にしたいご家族の両方のリクエストを叶えました。
間取り変更で日常の生活動線を整え、リビングから遠かったトイレを、広い廊下の一部に新たに設置するプランをご提案。よく通る位置に設けることで、どの部屋からでも使いやすく、便利になりました。
暮らしと近くなったトイレは、おうちの歴史を感じる梁や柱、廊下と同じ色のクロスや扉を組み合わせ、木に包まれたような安心と落ち着きを感じる空間になりました。斜め後ろに設置したライトは、淡く温かい色のクロスを優しく照らし、和の空間にアクセントをプラス。
扉は廊下との小さな段差をなくし、バリアフリーを実現しています。家族を見守ってきたおうちは、新たに優しい一面も兼ね備え、引き続き家族を永く守ってくれます。