リフォームが完成したお住まいを見てみましょう!
リビング
空間も人もつながる
笑顔があふれるリビング
廊下を取り込み、大幅にスペースを広げたリビング。水まわりにもアクセスしやすく、髄所に収納を設置しすっきり片付きやすくなりました。
通るだけの廊下の面積が広いのに対し、家族がくつろぐリビングが手狭な状況でした。また、収納が少なくものが片付けにくい状況でした。
元気いっぱいの育ち盛りのお子様が楽しめるボルダリングと雲梯を設置。外に出れないときでも、元気いっぱいに体を動かせることができます。
廊下をリビングに取り込むことで、空間を広くした上に大型の収納スペースを設置。物がすっきり片付き、床に物を置かなくてもいいようにしています。また、床は滑りにくい建材を使い、車いすでも安全な空間になっています。帰ると必ずリビングを通る間取りなので、帰ってきた家族の気配を感じることができます。
キッチン
広いだけじゃない!
みんなが使いやすい
アイディアが詰まったキッチン
通路が広い対面型にし、奥様のキッチンとご主人用のミニキッチンを設置することで、車いすのご主人はもちろん、小さなお子様のお手伝いや疲れている時はイスに座りながらのお料理もできる、みんなが使いやすいキッチンへ。
壁付のキッチンは収納が少ないため、別の収納棚が必要になり、その分空間が狭く使いづらいキッチンとなっていました。
125cm以上の幅を設けたキッチンの通路は、車いすやお子様と一緒にでも広々ストレスなくお料理を楽しめます。
車いすのご主人の高さに合わせたユニバーサルデザイン性の高いミニキッチンは、座って作業するにもちょうどいい高さで、カウンター下に足も入るから楽な姿勢でお料理を楽しめます。ミニキッチンの隣に、調理家電も収納できるカップボードを設置し、ご主人も使いやすいように。
居室
スロープ×増築=
「自由と安全」
を実現した快適空間
ご家族の補助なしの出入りを可能にするための増設されたお部屋は、快適性と安全性だけなく、自由も叶える空間に。
おうちに入るまでに小さな段差が複数あり、ご家族の補助なしでは車いすの移動が難しい状態でした。
車いすでも無理なく上り下りするためには、距離を長くし傾斜角度を緩やかなスロープが必要なため、おうちの短辺になる既存の玄関へではなく、長辺となる正面にスロープを設置。スロープの先に約3mの広いウッドデッキにすることで、余裕をもって方向転換ができ、増築したご主人のお部屋へと続く動線に。
おうちに帰った後、外用から室内用の車いすに乗り換えるための滑りにくい土間を設置。
土間の上には、不必要な時には隠せる室内干し用の物干し。雨の日でも洗濯物が干せるようになっています。
扉を開けば広い空間に、閉めればプライベートな空間に。扉と窓の3方向から光を取り入れられるので明るく、タイルがアクセントとなるおしゃれな空間に。
洗面
空間をつなげ、使いやすい水まわり
水まわりを一か所にまとめることで、洗面スペースを拡大。スペースだけでなく間口も広げ、動きやすい動線と使い勝手を追求した空間となっています。
お子様がいると増えがちの荷物が、既存の収納には収まりきらず、モノがあふれた印象がある洗面。間口も狭く、小さな段差が目立ちました。
車いすでも使いやすいユニバーサルデザインの洗面台を採用し、鏡の位置も座りながらでも身支度しやすいものに。
3枚連動式の引き戸の先にはトイレ。3枚連動式の上吊り引き戸だから、段差はなくつながりのある空間になり、間口を広くしています。
トイレ
安全で使いやすいトイレ
タンクレストイレにし手すりを付け、限られた空間でも動きやすいようになったトイレ。タイル柄のクッションフロアや壁のエコカラットなどで、使いやすいだけではなく清潔でおしゃれな空間になっています。
以前はコンパクトかつトイレだけの空間で、扉の前も壁になっており、方向転換がしづらい状況でした。
3枚連動式の上吊り引き戸で間口を広くしています。手すりも付けるだけじゃだめで、適切な位置と高さ、すべてを計算されつくした位置に設置。ドア側の手すりは、使う時だけ下せる可動式のもの使って、ご主人以外のご家族がご利用の時には上げて、広く使えます。
お風呂
格段に使いやすくなったお風呂
システムバスを採用して、使いやすさと清潔性、安全性を上げることはもちろんのこと、壁の位置や段差をなくす工夫がより使いやすくしたお風呂。
昔ながらのタイル式のお風呂で、段差など気になるところがいっぱいでした。
入り口の片方は壁がなかったところに、少し袖壁をつけました。浴室に入る際に車いすからベンチを経由してお風呂に入るのに、この少しの袖壁があるかどうかで、車いすでの移動のしやすさが違うんです。
浴槽の向きを直角ではなく、少し角度をつけています。
玄関
コンパクトになっても、
使いやすさも収納力もアップした玄関
廊下をリビングに取り込んだため、
以前よりコンパクトになったが手狭さを感じることなく、収納力が抜群に上がった玄関。
玄関の顔ともいわれている框(かまち)。斜めにするだけで、おしゃれな玄関になるだけじゃなくて、奥行きを出すことができます。また、斜めにすると平行に比べて辺が長くなるから、複数人で使ってもゆとりが出てきます。
玄関の鏡は、お出かけの身だしなみチェックに便利。…実は空間を広く見せる魔法もかかってます。
以前はオープンな収納だった玄関。それを今回は入って右側の収納と、正面に大型の隠す収納に。
コンテンツ
バリアフリーだけじゃない、
家族の笑顔を取り戻したおうち
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ご提案、完成するまでをご紹介